バレンタイントーク

既出の画像ですがお許しを。


1

「フッ、バレンタインデーか・・・今頃、クラスのの女子達が、作ったチョコレートを僕のところまで届けられなくて、さぞもどかしい気持ちでいるんだろうね」
「ねーよ」

2

「うーん、チョコの作り方が分かんないよ〜、一応ドロドロにはなったけど、どうやって固めるんだっけ？」
「フッ、奧華、妙なところで苦戦してるじゃないか。それより、一体そのチョコは誰のために作っているんだい？おっと、『三井可朗』以外の名前が出てくるなんて事はないよな？」
「・・・・・あっ、思い出した、確か納豆とゴーヤを入れれば固まるんだよね。そろそろ完成するからね〜、可朗・・・」

3

「うん、コレで大丈夫！ちゃんと味見したし、ネロっちも気に入ってくれるよね！」
「あれ、天希のは？」
「えっ！？・・・えーっと・・・ほら、天希君に渡したらさ、火のデラストだから、渡した瞬間に溶けちゃうかもしれないし・・・えへへ・・・」
「フッ、まあいいさ。心やさしいカレンちゃんなら、さっき僕にも普通のチョコくれたし、きっと今頃、天希にも渡そうとしてるんだろうね、比較的力の入った・・・」

「分かった可朗。渡すついでに、今から止めてくる。」



絵が描けなくて無念。それにしても、人を笑わせるのって難しいね。